鹿児島市郊外にある200坪近くの敷地に建つ、平屋建てのお家です。
外観は、コの字型の建物配置と規則的に並んだガルバリウム鋼板屋根のラインが印象的な仕上がりとなりました。
間取りは、極力廊下を設けずLDKを中心に配置し、家族が集うLDKを介して各室へ入る計画としました。
グルッと回れる木製のアイランドキッチンをはじめ、回遊性を持たせた間取りやキッチンからひと続きの水周りは、奥さまの家事動線にも配慮し、効率的で使い勝手抜群です。
広々としたリビングは、ハイサイドライト(高窓)から北面の柔らかな光が降り注ぎ、勾配天井により空間の広がりを感じさせます。
また、杉の木目を生かした浮造り(うづくり)の床板や骨組みをそのまま現しにする化粧柱・化粧梁により、ほど良く『木』を感じられるナチュラルで明るく落ち着きのある空間となりました。
ご趣味の釣りでは道具を自作するなどアクティブで多趣味なご主人からのご要望であった、趣味室(書斎兼作業部屋)もこのお家の魅力のひとつです 。
屋外から直接出入り可能な土間仕上げのお部屋で、内装には木片を加工して作られたOSB合板を使用し、棚などの増設を可能とする実用性と男の隠 れ家的雰囲気の演出とを兼ね備えた、あこがれの書斎空間です。